Runwayは、2018年に設立されたアメリカのスタートアップ企業「Runway ML」が開発した、最先端のAI技術を活用したクリエイティブツール群を提供するプラットフォームです。その中でも特に注目を集めているのが、テキストや画像から高品質な動画を生成できるAIモデルです。
従来の動画制作は、専門的な知識や技術、高価な機材が必要でしたが、Runwayを使えば、まるで魔法のように、アイデアを形にすることができます。直感的なインターフェースと強力なAI機能により、初心者からプロのクリエイターまで、幅広い層が動画制作を楽しめる環境を提供しています。
Runwayでできること
Runwayは、単なる動画生成ツールにとどまりません。多岐にわたる機能により、クリエイティブな表現の可能性を大きく広げます。
- テキストから動画生成 (Text to Video): 具体的な指示を与えるだけで、AIがイメージ通りの動画を作成します。
- 画像から動画生成 (Image to Video): 静止画に動きを加え、魅力的な動画に変換します。
- スタイル転送 (Style Transfer): 好きな画家のスタイルを動画に適用し、芸術的な作品を生み出します。
- 動画編集: 既存の動画にエフェクトを追加したり、不要な部分を削除したり、自由自在に編集できます。
- 音声生成: テキストから自然な音声を生成し、動画に命を吹き込みます。
- その他: 背景除去、画像の拡大・高解像度化、オブジェクトの削除など、様々なAIツールが利用可能です。
Runway:Gen-2とGen-3の違い
Runwayには、無料版のGen-2と有料版のGen-3があります。それぞれが提供する機能と特徴は以下の通りです。
- Gen-2:
- 基本的な動画生成・編集機能が利用可能
- 毎月3分の無料クレジットが付与
- 解像度や生成時間などに制限あり
- Gen-3:
- より高度な機能が利用可能
- より高解像度な動画生成
- 長時間の動画生成
- 高度な編集機能
- より多くの無料クレジットが付与
- 商用利用可能
- より高度な機能が利用可能
無料版でも十分な機能が備わっていますが、より高品質な動画を作成したり、商用利用を検討している場合は、Gen-3へのアップグレードがおすすめです。
Runwayを始めよう!アカウント登録から動画生成まで画像付きで解説!
アカウント作成
Runwayの公式サイト(https://runwayml.com/)にアクセスし、右上のSIGN INをクリック

始めての場合は、Sign up for freeをクリックし、メールアドレス(Gmail可)とパスワード(8文字以上)を設定(※CAPTCHAが出てきた場合は、スライダーをドラッグして、適切な位置で離しましょう。)





入力したメールアドレスに6桁のパスコードが送られてくるので、入力すれば完了です!
では実際に動画生成をしてみましょう!
ホーム画面(HOME)
KLINGのインターフェースはシンプルで直感的なので、初めての方でも迷うことなく操作できます。
- AI Images:テキストから画像を生成する機能です。
- AI Videos::テキストまたは画像から動画を生成する機能です。
- Video Editor:動画編集機能(2024年8月8日時点では未実装)
- My Assets:これまで作成したプロジェクトを管理できます。

動画生成(AI Videos)
では実際に動画を生成してみましょう。今回はテキストから動画を作成してみましょう。
Text to Video を選びます。
Prompt
生成したい内容を書き込みます。出来るだけ詳細に記載する方がよりイメージに近い動画が出来上がります。
現在、KILNGは英語のみ対応となっていますのでプロンプトは英語で入力して行きます。英語が苦手な方はGoogle翻訳などを使うと便利でしょう。
Setting
生成する動画の質・長さ(5秒または10秒)・サイズなどを設定して行きます。
無料プランの場合はスタンダードモード、長さは5秒のみとなっています。
Camera Movement
カメラの動きを指定します無料プランでは
Horizontal:水平方向
Vertical:垂直方向
Zoom:ズーム
Pan:カメラを上または下に振る
の4つから選ぶことができます。特に指定がない場合、プロンプトに入力している場合は設定不要です。
Negative Prompt
生成したい内容を入れるプロンプトとは逆に、生成したくない内容を入力します。(空白でもOK)
入力が完了したらGenerateを押しましょう。
後は数分待つだけで動画の完成です!!
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